ぽじ☆たいむ

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ちょっと昔話 ~僕が釣りにハマるキッカケ、千葉港のシーバス編~

 こんにちは ぽじヲです

 

今回は僕が釣りにハマることになった千葉港のシーバス編の話をしたいと思います 

今回は3000字を超える長文のため、余裕のある時に読んでください

 

目次

■子供の頃の釣り熱の消沈

■大学生で釣り熱の再来

■初期のタックルと装備

■いざ、千葉港へ!(1回目)

■千葉港、リベンジ!(2回目)

■3度目の正直 ~初めての一匹~

■まとめ

 

■子供の頃の釣り熱の終わり

プロフィールでも書いた通り、子供の頃は親に連れられて釣りに行っていました

それは 能動的に 釣りに行っていたのではなく

あくまで 親に連れられて 釣りに行っていた

 

あの時の僕の釣りの楽しみは

普段少し固い印象の父が楽しそうに釣りをする一面や

普段だったら 寝なさい! と怒られる夜中の時間に家を出て釣り場に行く非日常感や

もちろん釣る楽しさ、食べる楽しさがあったからだと思います

 

そんな楽しかった釣りの時間も中学生になると

部活動が忙しくなったこと

また友人と遊ぶ時間が増えてきて徐々になくなっていきました

 

■大学生で釣り熱の再来

大学生2年生の時に約2年付き合った彼女にフラれて時間(と心)がポッカリ空いたので釣りに行くことにしました

あの時なぜ釣りに行こう!となったのかは覚えていません

釣りをしている時の 1つのことに集中する時間 が欲しかったのかもしれません

フラれたことを忘れる時間が欲しかったのか?w

 

その時の僕は車の免許は持っていました

親と釣りに行きたい気分でもありません

フラれて傷心を癒したいから

 

今まで釣ったことがない魚を釣ろう!と思いインターネットで調べました
狙いはシーバスに決まりました

東京湾で釣れるそうです

しかもシーバスは80㎝とかめっちゃ大きくなるのに、それが陸から狙えることに驚きました

高級そうなフランス料理でも使われるおいしい魚とわかり、とっても楽しみです

さっそく釣りに行く準備を始めます

 

■初期のタックルと装備

ロッド:家にあったちょい投げで使っていたルアーロッド

リール:家にあったナイロン5号が100m以上巻かれた激安リール

ルアー:近くの上州屋で売っていたレンジバイブ70ES

 

■いざ、千葉港へ!(1回目)

準備が整って場所は千葉港に朝方、車で行きました

千葉港の砂浜の奥、テニスコート隣の駐車場に車を停めました

現在は夜は駐車場閉鎖してます…よね?

 

~少し回想~
千葉港は子供の頃に父親とアナゴを狙って釣れなかったり、今は行けない南側の岸壁でカタクチイワシを釣ったり、ゴールデンウィークの頃は今は自衛隊の船がよ停まっている湾内アイナメの稚魚を釣った思い出があります

ただ、どちらかというとあまり釣れない印象が強かったです

 

釣りの場所は千葉港の西側、水深がある堤防にしました

他のルアーマンがいたので、そこで釣れると思ったからですw

初めてなので、ただやみくもに投げては巻いてました

その日ビギナーズラックはなかったです

 

その日の収穫は自転車できた常連風のおじいさん(この後は省略して釣り爺さんと呼びます)と話していると

堤防先端でブレードがついたルアーで底付近を狙えと教えてくれました

 

 

■千葉港、リベンジ!(2回目)
2回目はブレード付きルアーである湾ベイトをもって千葉港に来ました

ルアーは新しく湾ベイト29g 色はピンクと青の2個買いました

僕の持っているロッドはルアーウェイト21gまで

しかもリールは格安でナイロン5号 10年以上ラインの交換もしたことありません

 

投げてる音はビュッ!!とルアーマンっぽく、カッコよく投げているつもりですが

20mぐらいしか飛びません

 

今思えば誰が投げても飛ばないタックルですw

 

しかし、全然飛んでいないことには気づかずひたすら投げ続けました
この前会った釣り爺さんに再会し、僕が投げてる様を見てもらうと

そのロッドじゃダメだ、エギングには良さそうなロッドだけどな

という話をされました

あの時の僕はエギングってなんだろう…? と思ってましたw

 

ルアーは全部根掛かりでロストしてしまい

残念ながら2回目も釣れませんでした

 

この日の収穫は初めてシーバスが隣で釣れているのを見ました

特にエラ洗いを見たときはシーバスの暴れっぷりに興奮しまし

 

2回も釣れなかったので心折れて釣り熱が冷めることは僕ならありうることですが

隣で釣れているのを見ると

 

僕も今度釣れるかもしれない

また来ようと思いました

 

 

■3度目の正直 ~初めての一匹~
3回目です

今日は先端を取ろうと日の出前1時間前に向かいました

しかし、暗すぎて怖くて

先端近くの常夜灯の下(通称 階段下)で始めました

 

~暗すぎて怖い理由~

ハッキリとは覚えていませんが当時駐車場あたりに

女性の死体があったので何か見つけたら警察に連絡下さい

みたいな張り紙があり、

幽霊、出ちゃうんじゃないか!

と思って怖かったのです

 

釣り爺さんの教えの通りロッドを新調すれば良かったのですが

学生にはお金がなく、そもそも釣りにハマると思っていなかったので

今回は湾ベイト14gを買いました

湾ベイト14gはロッドもぐにゃりと曲がらず遠くに投げられるようになりました

 

そうですね、30mぐらい飛びましたね

今思えばラインが太すぎてそんなに飛んでませんw

 

僕はおじさんの教えの通り湾ベイトを底を意識して巻いていました

底を意識するのは意外と簡単です

巻くのが遅くて底にぶつけながら巻いていました

もちろん何度も根掛かりしながら投げまくります
少し明るくなってくるころ突然のバイトがありました

 

ガガッ!ぐいーん

 

ロッドが大きくしなります

根掛かりしか経験していない僕

今間違いなく魚がついているのがわかりました

そこからは夢中になって巻きます

あっという間に目の前の海面でバチャバチャと跳ねるシーバス
僕はここで1つ問題に気づきます


あっ タモ、持ってない

 

タモが必要な魚なんて釣ったことがないためすっかり買い忘れてました

前回の時に隣で釣れてた人はタモつかっていたのにな

自分には釣れないだろうなぁとか思っていたのかな


タモないぞ、コンチクショウ!!

と心の中で思いながら、渾身のごぼう抜きをしました

コンチクショウ!は有名な方のマネです。言ってみたかったw


ごぼう抜きは上手くいって今度は堤防の上でビッタンビッタン跳ねるシーバスが居ます

逃がすまい!

とシーバスを生きたまま8リットルのクーラーに首を曲げて入れました

 

…そう、気づきましたか?

僕の釣れたシーバスのサイズは30cmのセイゴでした

本人は魚のサイズは関係なくてこの後嬉しくて震えだしますw


クーラーに魚を入れた頃から頭から溢れ出るアドレナリンで手足がガタガタと震えていることに気づき
震えが落ちつくまでは地面に座ってぼーっとしてました

 

そのあと、何度も僕に教えてくれた釣り爺さんが来たので喜びながら見せると

おっ、おう…よかったな…

という思ったよりかなり微妙な反応でした
僕が釣れたのは他の人はリリースしてもおかしくないセイゴサイズ

今の自分がそのサイズを見せられても釣り爺さんと同じ反応をしてしまうかしれない


たかがセイゴ

と客観視すれば思ってしまいますが

あの時は2度釣れなくても心折れずに通った釣りで

初めて釣れた1匹なのでめちゃくちゃ嬉しかったです

 

今でも釣れた日の嬉しかった感動を覚えています

その日に聞いていたアルバムが安室奈美恵のBEST FICTIONであったことまで覚えていますw

 

夕飯は美味いもん食べられるなぁ♪

と思いながらさっさと帰りました

 

シーバスは中骨?が太くて上手く捌けず

身をボロボロにしながらどうにか刺身にしました

シーバス初めて捌いたから難しかったな

 

食べてみるとおいしくありませ

ゴムみたいな触感と少しくさい刺身

 

理想と現実のギャップからとても悲しくなりました

 

今では血抜き、神経締め、数日寝かせる等のおいしく食べる技法がわかってきていますが、当時は何も知りませんでした

 

シーバスだけじゃさびしいと思ってスーパーで買った

サーモンの刺身の方がよっぽどおいしかったです

 

シーバスはもっと大きい魚ならおいしく食べられるのかな?

刺身は微妙だから今度はムニエルにしよう!

 

などと思いながらこのあと色んな釣りにどんどんハマっていきました

 

 

■まとめ

子供の頃は親に連れられて釣りを楽しむも忙しくなってきてやめる

彼女にフラれて、何かに集中したくて自分1人で釣りに行く

2度も釣れないが釣り爺さん色々教えてくれた

3度目でどうにか1匹釣ったがおいしくない

次の魚はおいしくたべよう!と思ったことと

またあの感動を味わいたい!と思ってどんどん釣りにハマっていく

 

そんな釣行でした

 

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以上、読んで頂きありがとうございます